よくあるご質問Question

Q
見積納期はどのぐらいかかりますか? また、盤納期や盤の寸法・重量についても教えてください。
A
弊社は全ての製品をオーダーメイドで製作している為、上記の質問に一概にお答えすることはできません。製品によって異なりますので、まずはお気軽にお問合せください。
Q
他社の盤でも改造は出来ますか?
A
基本的には可能ですが、現地調査等が必要になる場合があります。
Q
配電盤類に使用している機器の更新推奨時期は?
A

社団法人日本電機工業会の更新推奨時期に関する調査資料に、以下の記述があります。

高圧交流負荷開閉器(LBSなど)
屋内用15年 または、負荷電流開閉回数200回
断路器(DS)
手動操作20年 または、操作回数1,000回
動力操作20年 または、操作回数10,000回
高圧避雷器(LA)
15年
交流遮断器(VCBなど)
20年 または、規定開閉回数
計器用変成器(CT,VT,EVTなど)
15年
保護継電器(OCR,DGRなど)
15年
高圧限流ヒューズ(PF)
屋内用15年
高圧交流電磁接触器(VCMC)
15年 または、規定開閉回数
高圧進相コンデンサ・直列リアクトル(SC,SR)
15年
高圧配電用変圧器(TR)
20年
配線用遮断器・漏電遮断器(MCCB/ELCB)
15年
電磁開閉器(MC/MS)
10年
低圧進相コンデンサ(SC)
10年

更新推奨時期は、通常の環境のもとで通常の保守・点検を行って使用した場合に、新品と交換した方が経済性を含めて一般的に有利と考えられる時期で、機能や性能に対する製造者の保証値ではありません。

Q
K-ファクターとは何ですか?
A

K-Factor(K-Rate)とは、変圧器が過熱せずに許容し得る高調波(非線形)負荷を定義した定数で、UL規格に計算方法が記載されております。 数値が大きくなるほど高調波成分を多く含む負荷であることを示し、一般的に4.13.20が使用されK=4,K=13,K=20と表記されます。K-Factor定格トランスは、高調波を含む条件下で使用しても、温度上昇が規格で決められた温度以下となるように設計された変圧器で、使用環境により、K-Factorの値が選定されます。

通常のiDCではK=13で運用できると想定されますが、負荷状況によりK=20にすることが求められるケースもあります。

Q
4W変圧器を使用するのは、負荷バランスをとる他に理由がありますか?
A

この配線方式は、単相105Vのコンセント設備×3回路(R-N,S-N,T-N)に電源を供給する場合に採用されています。(3φ4W182-105V) この方式は単相2線式・単相3線式に比べ、三相変圧器を使用する為、負荷バランスを得るのに有効となります。 また、TN配電方式(ヨーロッパで古くから適用)の採用により、中性線(N相)がとれる本方式が多く使用されています。TN配電方式は感電保護に優れると共に、基準電位の確保によるコンピュータ機器類の誤動作防止に有効となり、iDCへの採用例は多くあります。

尚、本方式での注意点として、各相とN相間に高調波を発生する負荷が接続される場合、N相には各相の「3n次高調波電流」が重畳し大きな電流が流れる為、N相の許容電流を超過する場合には、導体の電流容量を増やす対策が必要となります。(2倍サイズの適用)この他、TN-S配電方式では地絡電流が大きくなる為、保護方式についても注意が必要となります。

Q
PDU、PDP(PDF)とは何の略称ですか?
A
PDUは「Power Distribution Unit」の頭文字で、iDC等において、UPSから供給された電源を分岐する為の配電盤で、降圧する為の変圧器を搭載する事が多い製品です。PDPは「Power Distribution Panel」の頭文字で、PDUから供給された電源をサーバー等へ分配する分電盤です。 同様の製品を、PDF「Power Distribution Frame」の頭文字で呼ばれる場合もあります。

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